でも、街はすっかりクリスマス。
お店の前にはサンタクロースやクリスマスツリーが飾られ、
あちこちからクリスマスソングが流れてきます。
北海道や東北地方はもう大雪ですが、ここ関西は、冬というより、まだ秋。
クリスマス気分になれるのは、まだ先です。
それにしても、日本っておもしろい国です。
都心はクリスマス一色なのに、いまピークなのは紅葉狩り。
この前、京都に行ってきましたが、すごい人でした。
和洋折衷。
こんな日本を「ポリシーがない」「節操がない」という人もいますが、わたしは、こういう「あいまい」なところが、日本の良さだと思うんです。
日本は、世界的にもめずらしい、八百万の神を認めている国です。
あらゆる宗教を否定しないのはもちろん、山にも川にも海にも「神様」がいる。
山を神に見立てる山岳信仰や、島や岩、海に神が宿るという海洋信仰、とにかく、いたるところに神様がいます。
お葬式は仏教なのに、結婚式はキリスト教、お正月とクリスマスを両方楽しむ。
こんなに宗教をごちゃごちゃに受け入れている国って、日本くらいなものだと思います。
確かに、これといった信念のない、宗教にいいかげんな国に見えますが、このゆるやかさが、日本のいいところだと思います。
これだけが正しい、ほかは間違っている。
そんな価値観があふれると、世の中はとても生きづらくなるような気がします。
ファジーなところがいいところである日本。
ですが最近、いいかげんなもの、あいまいなものを受け入れない傾向が強くなっているように感じます。
いいかげん=悪
ほんとにそうでしょうか。
いいかげんなものを、あったかく見守る。
それが日本らしいと思います。

